キャラクター紹介
たかいち まち
高市 真知
32歳の女性宇宙飛行士。ムーンライト号の乗組員で唯一の日本人。とても優秀で、若くして宇宙飛行士となり、宇宙研究にも貢献しているが、真知の真面目さが故に他の乗組員らからは軽蔑されていて、よくパシられている。
岩の下敷きとなっていたセレーネを助けた。セレーネの監視を任されているが、仲良しなので真知にとっては癒しの時間。乗組員らには秘密で、セレーネと楽しい時間を過ごしている。セレーネの名付け親でもある。
医者の夫がいて、その影響で医療の知識もある。応急処置は基本真知が担当。
セレーネの希望で一緒にいるが、セレーネの記憶が戻れば元いた場所に返すつもり。
セレーネ
惑星S-912で、岩に潰されていたところを真知に助けられた。この頃から真知のことを、守ってくれるお姉さんと思っており、以来真知に甘えてばかりいる。
見た目は少女のようで、6本の指と平らな足、ツルツルとした髪、黒い目を持つ。かき氷シロップみたいな匂いがする。額には翻訳機があり、これで真知の日本語も理解しているようだ。ワンピースは未知の糸で出来ており、本人曰く「思い出しながら作った」そう。スカートの部分から劣化しているらしい。
傷の回復が人間より早い。骨が鉄のように固かったり、1年に5回の食事で生きれたり、睡眠時間が短かったりと、人間より優る部分が多くある。内臓も丈夫だが、機械のようなものが埋め込まれていた。
どんな言語を話しているのかは不明。本人もうまく話せないらしく、コミュニケーションは身振り手振りか絵を描くことぐらい。
乗組員らにはいつ襲ってくるかわからないと言われているが、本人はその気は滅相も無い。しかし真知がよくパシられていることを知ってからは、乗組員らが嫌いになり、実験されそうになると癇癪を起こすこともあった。麻酔に弱く長時間の体調不良に陥るというのもあり、実験や研究をされるのが大嫌いになった。
真知に会う前の記憶がごっそりと抜けているが、本人は今が楽しいのでこれで良いと思っている。
ジョージ
42歳、アメリカ人の宇宙飛行士。真面目すぎる真知に呆れている。リディと一緒にいることが多い(同じアメリカ育ちで気が合うらしい)。セレーネの実験や解剖に一番乗り気。その理由は、自身の出世のため。
リディ
30歳、アメリカの宇宙飛行士。真知と同じく若くして宇宙飛行士となったが、成績は真知の方が高い。真知を「クソ真面目」と呼び、小馬鹿にしていた。
セレーネを人間ではないかと考察しており、セレーネを見ると頭がモヤモヤしているという。
ブレイズ
33歳、フランスの宇宙飛行士。真知を一番こき使っている。基本的に面倒なことは全て真知任せ。年上に対しても生意気なことがある。
ホール
55歳、ブラジルの宇宙飛行士。乗組員の中では最年長。船内の機器の修理や点検を担当している。ジョージと共にセレーネの実験、解剖を行う。